IS脱走者が証言: 後藤健二さんはJihadi Johnが殺害(動画と訳)

Video
IS脱走者が証言: 後藤健二さんはJihadi Johnが殺害(動画と訳)

IS Defector: ‘I Saw Jihadi John Kill Hostage Kenji Goto’
( IS逃亡者「ジハーディ・ジョンが後藤健二さんを殺すところを見た。」)

日本は既に3月11日、東日本大震災の日ですが
今、東京大空襲のニュースをやっているかも、と
普段あまり見ないSKY ニュースを見始めたら
この驚愕のニュースが飛びこんで来ました。

Sky News speaks exclusively to a former member of Islamic State who claims he witnessed the man known as Jihadi John murder Japanese hostage Kenji Goto.
SKYニュースは、
ジハーディ・ジョンと知られる男が日本人ジャーナリスト後藤健二さんを
殺害するところを目撃したと主張する元イスラーム国のメンバーに
独占取材をしました。

The former translator, “Saleh”, said Mohammed Emwazi’s murderous influence among the group is feared and respected, and that foreign hostages are routinely subjected to mock executions.
( イスラーム国で ) 通訳であった 「Saleh セイリー」によると
Mohammed Emwazi ムハメッド・エムワジ は、
グループ( イスラーム国)に残忍な影響力を持ち怖れられ尊敬されており、
また、人質達に対して、しょっちゅう、処刑の真似が行われていたそうです。

YouTubeに、インタビュー動画があがっていたので
ざっと、補足しながら意訳しますが、
おそらく後藤健二さんを安心させるために
Abu Saadというアラブ名を与えていた事や
人質たちに、何度も処刑シーンのリハーサルを繰り返し
最後まで、実際には殺さないからと
信じこませる懐柔する役目を負わせられていた事などを語っています。

IS Defector: ‘I Saw Jihadi John Kill Hostage Kenji Goto’

SKY:
話題になっているJihadi Johnジハーディ・ジョンとして知られる男
Mohammed Emwazi ムハメッド・エムワジについてですが、
まず最初に、様々なビデオ登場したのは、本当に、彼で、
あなたは、彼が殺すところを見たんですか?

Saleh:
その通りです。

SKY:
その件について、お聞かせ願いますか?

Saleh
彼が後藤健二さんを殺した時、私は生で目撃しました。
でも、近くではなく、ちょっと離れた所から見ました。

SKY
でも、彼が殺すところを見たんですね?

Saleh
はい

SKY
そして、確かに、彼だったんですね?

Saleh
はい。確かです。確かです。

SKY:
もっと(他の人質も)殺害していると思いますか?

Saleh
私が見たのは健二さんだけです。

SKY
Salehさんは、グループを束ねる男の姿を描写した。
彼がジョンと呼ぶ覆面男、
多くの人がモハメッド・エムワジと呼ぶ男だ。
彼がイスラム国のメディア部門で外国人人質の殺害を担当していると言う。

SKY
彼は殺した後、遺体をどうしましたか?
それとも、殺害後は、そのまま、そこを離れましたか?

Saleh
彼が殺した後は、他の3〜4人が来て、遺体を車に詰め込みました。
その後、ジョンは、(遺体を積んだ車とは) 違う方へと去りました。

SKY
そのまま、どこかへ行ったわけですね。

Saleh
はい

SKY
彼が責任者、、ボスですか?

Saleh
そうかもしれません

SKY
もう少し詳しく説明願えますか?

Saleh
大ボスが、彼らと一緒に、そこにいました。
トルコ人の男が、カメラをそこに置け、だの
場所を変えろ、だの、指示していました。
でも、ジョンは、大ボスです。
いつも、皆に、早く、早く、早く、と
早く終わらせるんだと、言っていました。

SKY
つまり、彼が、急かしていたんですね。

Saleh
はい。

SKY
彼らは、(ジョンを)怖がっていましたか…?
尊敬していましたか?

Saleh
とても、敬っていました。
とても尊敬していました。
彼だけが命令し、他の者は従いました。

SKY
つまり、彼が全ての命令を出していたんですね。

Saleh
そうです。

SKY
一体、どうして、彼には、それほどの力があるのでしょう?
どうして彼はボスとなっているんでしょう?

Saleh
たぶん、ナイフを使うからかもしれません。(実際に殺すからかもしれません)
私にもどうして、彼に力があるのかわかりません。

SKY
おそらく、彼が殺すから、そして
平気で殺せるから、かもしれませんか?

Saleh
そうかもしれません。
殺害ができる男は皆から尊敬されます。

SKY
殺害が、どのように行われているか説明していただけますか?
外国人と、地元民とに対してでは、扱いが違っていましたか?

Saleh
シリア人だったら、誰が殺してもいいんですが
外国人を殺せるのはジョンだけです。

SKY
常にジョンが殺していたんですね?

Saleh
そうです。

(略)

Salehは普段は通訳でしたが、別の仕事もさせられました。
トルコ人の男から、人質を、命に別状はないと
安心させる役目が与えられていたのです。
そして人質たち対しては、何度も何度も
それが普通になって慣れるまで模擬処刑が行われました。
最終的にジョンが登場するまで(模擬処刑が繰り返されたのです。)

Saleh
ジョンは、人質に言えと言いました。
何も問題無いから。単にビデオを撮るだけだから、と。
殺しはしないから。
お前達の政府がシリア攻撃をするのを止めさせたいだけだから。
お前達に対しては、何の問題も無いから。
お前達は単なる訪問者だから。
それで、彼らは、安心していたのです。
いつも言っていました。心配するな。大丈夫だから、
何も危険なことは無いから、と。
でも、最後に、殺されることは、私には
はっきり、わかっていました。

SKY
人質達は、どう扱われていましたか?

Saleh
たぶん声を荒げることはありましたが、
ぶってはいませんでした。
いつも、これはリハーサルだから、
怖がるな、怖がるな、と、言っていました。
なぜなら彼は…
説明しますと、
本当に殺す時に、それに気づかれないようにするためです。
人質に、しっかり、メッセージを言わせるのです。
「今、ISISに住んでいます。悪い状況ですが、ここに居続けます。」と。

Salehの話では、イスラム国の司令者は外国人によって占められれ
外国人兵士が7割、シリア人が3割だということです。
Salehは、この町の様にアラブ系住民が大部分の地域を通って
新参者がイスラム国入りをする手伝いをしていました。
また、重要なことに、新しい人質の尋問にも関わっていたのです。

Saleh
この人質男性ですが…英国人かオランダ人かわかりませんが…

SKY
でも英語で話していたのですね?

Saleh
はい。

SKY
外国訛りがあったかどうか、わかりましたか?

Saleh
英語が、とても、なめらかでした。
時々、わからないくらいでした。
なんて言っているかわからないほど(なめらか)でした。

SKY
どんな外見でしたか。

Saleh
覆面をかぶっていました。

SKY
顔を隠されていたんですね。

Saleh
はい。
質問は、全て、銃ことや、シリアでの仕事や
誰によってシリアに送られたのか、
誰がパートナーか、いつシリアに来たのか
IdilibやAleppoでは、どこに泊まっていたのか、についてでした。
全ての質問に、彼は答えました。
「私は記者です。記者です。」と。
それで、その後、私やトルコ人の男に(が?)
「心配するな。心配するな」と言ったのです。
その後、とても怖がっていました。

SKY
怖がっていたのですね?

Salehは、自分が見た事が怖くなり逃げ出しました。
人質たちに自分が友人だと思わせたことに罪悪感が生まれました。

後藤健二さんを落ち着かせるために、アラブの名前が与えられました。
アブ・サードです。

Saleh
ISISは、人質に、思わせました。
イスラム教徒になって、俺たちと一緒に来いよ、と。
私がリハーサルに行った時、彼が、言いました。
「後藤、Abu Saad 」と。
もしかしたら、私が、そう思っているだけかもしれませんし、
もしかしたら、名前が難しすぎたのかもしれません。
Kenji Goto って言えなかったのかも、それで、Abu Saadと。
ただ、気がついたんです。
彼らが、後藤さんに向かって直接、アブ・サードと言うと
後藤さんは、リラックスした様子になりました。

SKY
つまり、(後藤さんに) 彼らが仲間だと思わせたという事ですか?

Saleh
そうです。
そして、命を落とすことは無いと思わせたのです。

SKY
でも、みな、最後に、命を落とすのですね。

ほとんど全員が…(命を落としたのですね。)

恐怖と悲しみの中、Salehはインタビューを終えました。
彼らの命は、人質たちと同じように
永遠にイスラム国から狙われているのです。

IMG_0486-0

***

この人質は、ひょっとして、この間、行方不明になった
スウェーデン人ジャーナリスト??

それにしても、7割が外国人兵士だということですが
アラブ語と英語の両方が達者な人は、それほどいないのでしょうか?
少なくとも、ジハーディ・ジョンは、アラビア語と英語のバイリンガルですが
なぜ、自ら、人質の尋問をしないのでしょう?
それとも、外国人司令官とは別に、インタビューに登場するトルコ人が
このSalehさんに通訳をさせたがったのでしょうか…。

何回も何回も処刑のリハーサルをして慣らせていたから
どの人質の方も、最後まで、落ち着いている様子だったのでしょうか?
やはり、心の奥底で、今度こそ、ダメかもしれない
観念なさっていたのではないでしょうか?

また、何かありましたら追記いたします。

Advertisements

Comments are closed.