Auschwitz解放70周年 語り続けるHolocaust生存者

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Auschwitz解放70周年 語り続けるHolocaust生存者

1月27日は英国ではHolocaust Memorial Day ホロコースト追悼記念日、
Auschwicz Concentration Camp アウシュビッツ強制収容所が解放された日
解放70周年にあたる今年は、欧州各地で記念式典が開かれ
TVでも、かなり多くの関連番組が放送されております。


Auschwitz survivors reunited 70 years on

英国では、ちょっと失念しましたが、
この追悼記念日が制定された2001年からでしょうか、
小中学校で、第一次大戦・第二次大戦について、
具体的に、当時の物に触れ、生活を擬似体験し、
体験者の話を聞き学ぶ授業が必須になり、
手伝いとして、私も、その数多い授業のいくつかに参加し、
当時の姿を残した記念館で赤ちゃん用ガスマスクなどに触れつつ
空襲の体験者の話を聞いたり、
配給で制限された食料で、どんな料理ができるか見せてもらったり
子どもたちと疎開を擬似体験するゲームをしたり、
また、何人かの手伝い父兄たちと戦時下の服装をして
当時の手紙や写真を見ながら戦争について学びました。

当然、ホロコーストの生存者から話を聞く授業もカリキュラムに含まれ
我が家の子どもたちも話を伺って来たのですが、
「Forgotten Voices of the Holocaust 」 – Lyn Smith 著
という、学校や日常生活も含め、当時を生き抜いた人たちの
証言をつづった本を買ってくると、
ふだん、本を読まない次男も、しっかり読んでいたので、
体験者の話を聞くことの重要性を改めて認識したものです。

ちなみに、この本は、下リンクのiBooksやKimdleなどの電子書籍でも
日本のAmazonなどでも購入できます。おすすめです。

Forgotten Voices of the Holocaust (iBooksリンク)

そう言えば、前回のサッカー欧州杯 Euro2012で
イングランド代表チームもAuschwiczを訪問していました。

EURO 2012 England squad visit camp Auschwitz | FATV

さて、
BuzzFeedに、その様な、語りべ活動を続けている
ロンドンのホロコースト生存者の話が載っておりましたので
その、ごく一部、Zigiさんの話の一部を拙訳 ( 大まかな意訳 )付きで、
こちらにも記録いたします。
元記事は、ちょっと長いですが、写真だけでなく
インタビューされた方々の声も聞くことができます。
ぜひ、どうぞ。

London’s Holocaust Survivors Tell Their Story
( ロンドンのホロコースト生存者たちの話 )

In 1944, German soldiers announced that the ghetto would be closing. Zigi and his grandmother thought they would be better off by volunteering to be moved to a metal factory. Heading to the railway lines, they were packed into cattle trucks with standing room only. The journey has haunted Zigi: “All my life something was bothering me, up to now, even. … How can [I], a boy of 14, hope that people should die so I would have room to sit down?” After a few days Zigi did have space to sit.

1944年、ドイツ軍が来て、ゲットーの閉鎖を発表し、
Zigiさんと、お祖母さんは、金属工場で働く方がマシだと移動を志願、
線路に着くと(*1)、貨車の中に、立つだけの余地しかないほど詰め込まれました。
その時の悪夢が、今でも、Zigiさんの脳裏から離れません。
「14歳の少年だった自分が、座りたいから誰か死んでくれたらなぁって願うとはね…。」
数日後には ( 亡くなる人々がでて* ) Zigiさんが座れるだけのスペースが空きました。

*注1*
キャンプへ貨車で移動させる時は、人目を避けるために
駅ではなく、途中の線路を使用したそうです。

Zigi was liberated by the British in May 1945. He recalls crawling over to a tank and saying one word in German, “wasser” (water). The British brought Red Cross parcels of food, including fruit, tins of meat, and chocolate. “There were so many people dying from overeating,” Zigi says. “They were lying in the streets, with chocolate in their mouths, rich food.” Having been starving for years, the bodies of survivors were vulnerable to the sudden introduction of food, and in some cases proved lethal.

Zigiさんは1945年5月、英軍によって解放されました。
よろよろと戦車に近づきドイツ語で「 Wasser ( 水 )」と、
一言だけ言ったことを覚えているそうです。
英軍は赤十字からの救援物資、果物や肉製品の缶詰やチョコレートなどの
食料を持って来ましたが、Zigさんによると、
「食べ過ぎによって亡くなった人がたくさんいました」。
「街のあちこちに倒れていたのです。
チョコレートを口にしたままでね。こってりした食品ですよ。」
何年も飢餓状態にあったため、生存者の身体は、
突然の食糧摂取に太刀打ちできず、それが原因で亡くなったことがあったのです。

“People ask me: ‘Do you hate the German people?’ And I say, ‘Why should I?’ Maybe their great-grandfathers committed a crime, [but] it’s not their fault.”
He recalls a German nun approaching him in tears after giving a Holocaust talk at a synagogue. She expressed how guilty she felt, to which Zigi replied: “What have you got to feel guilty about? People like you risked their lives to hide Jewish children and babies. You should be proud of people like you.”

「ドイツ人を憎んでいるかと聞かれることがありますが、こう答えています。
なぜ憎みましょう?曽祖父たちは罪を犯していたかもしれませんが
それは、彼ら ( 現在のドイツ人 )* の罪ではありません。」
シナゴーグでホロコーストについて話をした後、
あるドイツ人修道女が、どれほど( ホロコーストを )*
申し訳ないと感じているか話しかけてくれた時、Zigiさんは、こう答えました。
「あなたが罪悪感を持つ必要はありませんよ。
あなたのような人達が、命をかけて、ユダヤ人の子どもや赤ちゃんを救ったのです。
あなたのような人々のことを誇りに思うべきですよ。」

Zigi finishes up our interview: “I say whether you are a Jew, a Muslim, a Catholic, a Christian, or whatever, either you are a good person or a bad person. Nationality and religion doesn’t come into it.
“I know there is racism and anti-Semitism, nothing has changed that way, but we, especially the young people, are the ones responsible … to fight to change.
“There’s very little we can do about the past, but we can do a lot about the present and the future.”

Zigiさんはインタビューの最後に、こう言いました。
「ユダヤ人であれ、ムスリムであれ、カソリックであれ
クリスチャンであれ、なんであれ、
良い人であるか、悪い人であるかは、国籍や宗教と関係ないんですよ。」
「人種差別も、反ユダヤ人主義も、今もあります。何も変わっていません。
私たち、特に若い人たちは、それと戦い変えていく任務を任されているのです。」
「過去に起きてしまったことについては何もできませんが
現在と未来に関しては、できることがたくさんあるのです。」

Forgotten Voices of Holocaust


Holocaust Memorial Day: Auschwitz survivors Zigi Shipper and Lily Ebert

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